Japanese Veterinary Society of Animal Behavior

認定医制度

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本制度について

獣医学領域における行動学的視座の重要性は日増しに高まっており,獣医学教育の正規カリキュラムに動物行動学(基礎系)と臨床行動学(臨床系)が取り入れられたことも証左の一つと言えるでしょう。その理由は動物の身体的健康に加えて精神的健康の重要性が再認識されているからに他なりません。獣医師が動物行動の専門家として社会から求められる役割に応えるための一助となることを目指して,本研究会では下記の要領で,本研究会が認定する行動学の専門家として「獣医行動診療科認定医」を世に送り出す制度を2013年より発足しました。

また,2020年より,認定医取得を目指す獣医師を対象に「認定医候補」の制度を開始しました。ご興味のある方はどうぞこぞってご参加下さい。

獣医行動診療科認定医

獣医行動診療科認定医とは

日本獣医動物行動研究会では,以下の資質を有する者を「獣医行動診療科認定医」として認定する。

獣医動物行動学(動物行動学および臨床行動学)に精通し,行動診療を行うために必要な専門知識と技術,十分な診療経験を有しており,獣医行動学分野における最新知識の取得に務め,行動診療を通して動物と飼い主の幸福増進に貢献するとともに,獣医動物行動学分野の発展に寄与し,わが国における同分野の啓発と普及に貢献するための努力を惜しまない獣医師

認定の可否は,書類審査および認定医試験にもとづき評価委員会が決定する。
なお,現時点において認定医としての任務責任対象動物は犬と猫に限るものとする。

獣医行動診療科認定医リスト

受験申請資格

・本研究会の会員(会員歴1年以上)である
※受験申請時に会費が未納である場合には受験資格はありません
・研究会主催の講習会への参加(過去3年以内に1回以上の参加)がある
・一般臨床経験を有することが望ましい
・行動診療件数50件以上(初診から5年以内)を有する

書類審査

申請期間内(4月1日~5月GW明けまで)に,以下の書類をメール(nintei[at]vbm.jp , 送信する際には[at]を@に変更してください)にて提出すること。
履歴書(研究会指定書式)
行動治療歴(研究会指定書式):初診から5年以内の50例とし,猫の症例を5例以上含み,フォローアップ 3回以下の症例は10例以下とする。
・学会発表要旨:過去5年間における獣医動物行動学に関する症例報告または研究発表1例について,要旨集のコピーを提出すること。なお,学会発表要旨の文字数制限が厳しいために発表内容が反映されていないと考えられる場合は,別途研究会指定書式による要旨を追加すること。また,下記指定学会以外での発表の場合は,毎年書類提出前に事務局に問い合わせること。
(指定学会:日本獣医内科学アカデミー学術大会,動物臨床医学会年次大会,日本臨床獣医学フォーラム年次大会,日本獣医師会獣医学術学会年次大会,ヒトと動物の関係学会学術大会,日本獣医学会学術集会)
レポート(研究会指定書式):症例報告1例(学会発表と異なるもの)

試験実施前に評価委員会において受験資格(学会発表要旨;論理的思考能力を評価,症例内訳;実際の診断治療能力を評価,レポート;論理的思考能力,スタンダードな行動診療能力を評価)を判定し,受験者に受験の可否を通知する。

認定医試験

受験申請資格を満たし,書類審査を通過したものに対し,原則9月に試験を実施する。
・択一問題:スタンダードな動物行動学および臨床行動学,行動診療に関わる一般臨床知識を評価
・記述問題:スタンダードな動物行動学および臨床行動学知識を評価
・症例問題:スタンダードな行動診療能力を評価
・面接:行動診療獣医師としての適性や資質を評価

受験料:10,000円(振込)
※受験料の振込先および振込時期は,書類審査結果通知の際にお知らせします

2015年より択一問題,記述問題,症例問題の3科目中2科目について合格点に達した科目については,次年度以降2年間それらの科目の受験を免除する。ただし,この権利を行使できるのは1回のみとする。その際,書類審査も免除されるが,書類申請時期に権利を行使する旨を事務局に伝える必要がある。

有効期間

現時点で,有効期間は設定していないが,今後,認定評価委員会により設定する可能性はある。その場合,認定医期間終了後は別途定める規定に基づき更新を求めるものとする。
なお,認定後であっても,本研究会から退会した場合には失効となる。また,資質に問題があると判断される場合は,正式な認定評価委員会の手続きを経て認定医の資格を取り消すことがある。

試験日程および場所

第1回 <終了>
場所:東京大学
日時:2013年9月26日(木)

第2回 <終了>
場所:東京大学
日時:2014年9月10日(水)

第3回 <終了>
場所:東京大学
日時:2015年9月2日(水)

第4回 <終了>
場所:日本獣医生命科学大学
日時:2016年9月2日(金)

第5回 <終了>
場所:東京大学
日時:2017年9月1日(金)

第6回 <終了>
場所:東京大学
日時:2018年9月5日(水)

第7回 <終了>
場所:東京大学
日時:2019年9月4日(水)

第8回 <終了>
場所:オンライン
日時:2020年9月4日(金)

第9回 予定
場所:オンライン
日時:2021年9月3日(金)

認定医候補

認定医候補とは

獣医動物行動研究会では,以下の資質を有する者に対して「認定医候補」の資格を付与する。

獣医動物行動学(動物行動学および臨床行動学)にもとづいた行動診療を行い,獣医行動診療科認定医取得を目指す獣医師

資格付与の可否は,書類審査にもとづき評価委員会が決定する。
なお,現時点において認定医候補としての任務責任対象動物は犬と猫に限るものとする。
認定医候補に対しては,研究会HPにて紹介するとともに,研究会主催の症例検討会への申込優先権の付与や候補者向けオンライン症例検討会の開催を通じて,研究会として認定医取得に向けた教育面のサポートを行っていく。

認定医候補リスト

申請資格

・本研究会の会員(会員歴1年以上)である
※受験申請時に会費が未納である場合には受験資格はありません
・研究会主催の講習会への参加(過去3年以内に1回以上の参加)がある
・一般臨床経験を有することが望ましい
・行動診療件数30件以上(初診から5年以内)を有する

書類審査

申請期間内(10月1日~31日)に,以下の書類をメール(nintei[at]vbm.jp , 送信する際には[at]を@に変更してください)にて提出すること。
履歴書(研究会指定書式)
行動治療歴(研究会指定書式):初診から5年以内の30例とし,猫の症例を3例以上含み,フォローアップ 3回以下の症例は6例以下とする。
レポート(研究会指定書式):症例報告1例

審査料:5,000円(振込)
※審査料の振込先および振込時期は,書類の受領通知の際にお知らせします

評価委員会において候補としての資格(行動治療歴;実際の診断治療能力を評価,レポート;論理的思考能力,スタンダードな行動診療能力を評価)を判定し,申請者に結果を通知する。

有効期間

資格取得後の有効期間は5年間とし,更新や再取得は認めない。
なお,資格取得後であっても,本研究会から退会した場合には失効となる。また,資質に問題があると判断される場合は,正式な認定評価委員会の手続きを経て認定医候補の資格を取り消すことがある。

その他

認定医候補として,年1回以上の指定学会への参加(学会発表することが望ましい)および年1回以上の研究会主催オンライン症例検討会への参加を必須とする。
認定医候補であるかどうかに関わらず,認定医取得のためには,認定医試験を受験し,合格する必要がある。その際,認定医の書類審査のレポートと認定医候補の書類審査のレポートは,同一症例であってはならない。

 

 

認定医 認定医候補
受験
申請
資格
会員(会員歴1年以上)
研究会主催講習参加歴
(過去三年以内に1回以上)
一般臨床経験 有することが望ましい 有することが望ましい
行動診療件数
(初診から5年以内)

(50件以上)

(30件以上)
資格有効期間 設定なし 5年間
必要書類 内容 履歴書
症例内訳(50例)
レポート(症例報告1例)
学会発表要旨
履歴書
症例内訳(30例)
レポート(症例報告1例)
書類送付先 メール(nintei@vbm.jp)
申請時期 4月1日~5月上旬 10月1日~10月31日
書類審査時期 5月~6月 11月
結果通知時期 7月初旬 12月初旬
試験 実施時期 9月初旬 なし
筆記試験 択一問題
一般問題
症例問題
面接
結果通知 10月初旬

「診察前調査票」
統一フォーマット
会員専用コーナーにてワード版をダウンロードできます。

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