日本獣医動物行動学会の目的

当学会は、獣医臨床行動学分野の発展のため、獣医臨床獣医学にかかる教育および資格認定活動を行うと共に、会員相互が広く意見を交換し、かつ親交を深めることにより、獣医学の進歩に貢献することを目的とする。以上の目的を達するため、次の事業を行う。

1.獣医行動診療科認定医試験の実施、獣医行動診療科認定医の認定 

2.学術総会、その他の学術的集会の開催 

3.獣医臨床行動学に関わる教育活動の実施 

4.関連学術団体との連絡及び協力 

5.国際的な研究協力の推進 

6.その他当法人の目的を達成するために必要な事業 

 

役員(2024~2025)

会 長 :水越美奈(日本獣医生命科学大学)
副会長 :武内ゆかり(東京大学)
     藤井仁美(Ve.C.(ベックジャパン)動物病院グループ 行動診療科)
事務局長:奥田順之(ぎふ動物行動クリニック)
理 事 :鵜海敦士(みはま動物病院)
     吉川フリッツ綾(ヤマザキ動物看護大学)
     白井春佳(にいがたペット行動クリニック)
     和田美帆(千葉どうぶつ総合病院)
監 事 :佐藤昭司(千里ニュータウン動物病院)
     村田香織(もみの木動物病院) 

沿革

日本国内には,1990年以前より行動診療に興味をもつ獣医師はいたものの,なかなか皆で集まって研究会を開催することは難しかったが,分離不安治療補助薬の認可が下りるとともに,行動診療の社会への認知度を高めることを目的として,2000年に有志一同が会して獣医動物行動研究会が設立された。
研究会ではメーリングリストを開き,お互いの情報交換に努めるとともに,日本獣医内科学アカデミー(JCVIM)や動物臨床医学年次大会などにおいて教育講演を実施してきた。
2012年の総会にてメーリングリスト会員らの要望を受けて,認定医制度の準備を開始し,2013年より獣医行動診療科認定医制度をスタートさせた。
2025年、研究会の活動を発展させる形で、一般社団法人日本獣医動物行動学会が設立された。

初代研究会長 :小暮規夫先生
二代目研究会長:森裕司先生
三代目研究会長:武内ゆかり先生
現 会 長  :水越美奈